来年の干支は「亥」年賀状の準備はお早めに

営業部
2018年10月30日

早いもので今年も残すところ後2か月となりました。また11月1日から郵便局では年賀はがきの販売も始まり弊社でも数日前より年賀状印刷の受付を開始しております。来年の干支は亥「イノシシ」です。そこで今回は年賀状に関する内容を皆さんにお話しいたします。

年賀状の由来

年賀状の原型は平安時代または奈良時代に、宮中で貴族が新年の挨拶を文にして交換したのが始まりと言われています。今も昔も、新年は新鮮な気分となる特別な日ですが勿論、現代みたいに車、飛行機などはなく遠方の人に手紙を出すことは難しい時代でした。戦国時代になると飛脚という配達人が出来通信網が発達し、明治に入ると日本に郵便事業が発足し、はがきが誕生。明治10年にはすでに現在の年賀状に近い、年始郵便と呼ばれる広告付きのハガキが発売されました。その後も年賀状は100年以上の歴史を歩み続け、近くのポストに投函するだけで遠方にも郵便物が届く日本の郵便システムの利便性も合間って、現在も日本に欠かせない習慣として存在しています。

なぜ年賀状を出すのか?

皆様は「なぜ年賀状を出すのか?」と疑問を持たれたことはありませんか?

そもそも、年賀状はお世話になった方や大切な方、親族への「年始回り」の代わりです。現代に合わせて考えると、次のような意味があるのではないでしょうか?

一年の感謝を伝える

お世話になった方に、1年の感謝の気持ちを伝えるのに年賀状を出す人は多いはずです。受け取る側も、自分への感謝の言葉が添えられていたら嬉しいですよね。口には出しにくい言葉も、手紙なら抵抗なく伝えることができます。

普段会わない人と連絡が取れる

もともと、遠方で会えない方への新年の挨拶の手段として用いられた年賀状ですが年を重ねると、近くにいても旧友や恩師に会う機会が減ってきたりします。1年に1回のやり取りがですが、会えなくても繋がっている感じがしますよね。お互いの近況報告にもなります。

関係を深められる

友人だけでなく、親族や仕事関係の人に出すことで、お互いの信頼関係を高めることに繋がります。出したほうが良い印象を与えると思われます。

年賀状を出せないときに必要な挨拶状関係

ではやむを得ず年賀状を出せない状況の時があります。その時はどうしたら良いのでしょうか?  主に2つの方法があげられます。

喪中はがきでのご挨拶

喪中とは、近親者が亡くなった時、その死を悲しんで一定の期間、喪に服すことをいいます。
親族を亡くした遺族が身を置く、禁忌状態ともいえます。死後1年を指す場合が多く、禁忌事項の内容、宗派と死者との関係によって、喪に服す期間はさまざまです。
死は穢れである考え方に基づき、一時的に社会的な慶事から外れるという意味合いもあります。

寒中見舞いでのご挨拶

寒中見舞いとは厳寒期に出す互いの近況報告を兼ねた季節の挨拶状です。
寒中見舞いは季節のご挨拶だけでなく喪中の方へのご挨拶や、故人宛の年賀状に対する返礼、そして喪中欠礼をお伝えする時にも活用されます。
また、相手方が喪中とは知らず、年賀状を出してしまった場合のお詫びも寒中見舞いで行います。
寒中とは二十四節気の小寒(しょうかん)から大寒(だいかん)に当たる期間で、日付では1月5日から2月4日頃までを指します。この期間を過ぎてから寒中見舞いを投下する場合は「寒中」ではなく「余寒」を使用するのが一般的です。

まとめ

ここ数年、SNAが主流の世の中になっており新年の挨拶も年賀状ではなくメール、LINEなごのSNSで済ませる方が多くなっています。SNSは近況やお気持ちをリアルタイムで伝えることが出来るとても便利なツールではあります。しかし「便利」が全て良いとは限りません。

年賀状作成は年に1回しかできない事です。少し時間とお金が必要ですが大切な方々への1枚の年賀はがきに気持ちを込めてみてはいかがでしょうか。

受け取られた方もとても嬉しいと思います。

SNSで新年の挨拶をお考えの方、是非今年は年賀状に気持ちを記してください。

年賀状を元旦に着かせるには12月25日が最終投函日となっており、お早めにお出しすることをお勧めします。

また弊社におきましても年賀状の注文を承っておりますので是非ご利用ください。

 

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